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★★★★☆
「アンダーカヴァー」に続いてジェームズ・グレイ監督がホアキン・フェニックス(個人的には「ヴィレッジ」「グラディエーター」が代表作です。本当にこの映画で引退なのか?)を起用。観た人の分だけ意見があるような答えの出ない恋愛映画ですが、鑑賞後の後味がいいのは、登場人物みんなが純粋で、それ故に不器用になったりしてしまうからなのだと思います。そしてキャスティングが秀逸。グゥイネス・パルトローvsヴィネッサ・ショウ、もう少し簡単に言うと、金髪vs黒髪(ブルネットかな)。一世代前の名優イザベラロッセリーニも見逃せません。「ティファニーで朝食を」みたいなアパートの環境設定もなんだか親近感があって好印象。使い回しのカルティエのリングに、ふかーい象徴性があると思いました。
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★★★★☆
なかなか堪能しました。
二つの世界が交錯する濃厚ダークSF。一つは現代のロンドンで、ここではエヴァ・グリーンのほぼ独壇場(事実、エンド・ロールではトップで名前が出てきます!)。007のボンドガールよりも、ライラの冒険の空飛ぶ幽霊よりも断然演技派で良いです。が、やはりキングダム・オブ・ヘヴンのエヴァ・グリーンが一番かな。
もう一つの世界では未来世紀ブラジル風な仕掛けや、ブレードランナーを彷彿させる場面もあるし、マトリックスのMr.スミスがいっぱいみたいなシーンもあります。が、物真似では終わらないアーティスティックなこだわりに惹かれます。両方の世界に登場する脇役さん達も「あっ、この人こっちの世界にもいるじゃん」てな感じで見逃せません。音楽も素晴らしかったです。ほぼ新人のジェラルド・マクモロウ監督、次回作に早くも期待がかかります。

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