忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

36eb6383.jpeg 
(500) DAYS OF SUMMER / (500)日のサマー
★★★☆☆
印象的だったシーンは、サマーの腕にサインペンで街の風景を書くシーンでした。アーティスティックな映像と、ブリティッシュ・ロック〜ネオアコ(ザ・スミス・ファンなら更に楽しめます)で彩られた、純な気持ちいっぱいのラヴストーリー。と、いうか、この映画はラヴストーリーではないらしいので、500日に渡る恋愛に関する物語。
それにしても「The Rebound / 理想の彼氏」もそうでしたが、ハリウッドも草食系男子が多くなってきた気がします。
PR
6b2ea72c.jpeg
Julie and Julia
★★★★☆
料理関係の映画は無条件に観てしまいます。
アメリカ初のフランス料理研究家ともいえるジュリア・チャイルドのレシピ本Mastering the Art of French Cooking Boxed Set: Volumes 1 and 2(1961年刊、この映画製作時ですでに49刷!)を中心に、「ジュリア」自身の物語と、約50年後の現代にこのレシピ本を元に「ジュリー」が挑戦する524品の料理達。
コルドンブルーでの料理教室風景、パリの食材市場やパン屋の風景、DEAN AND DELUCA でのお買い物シーン、ポ−チドエッグを作るシーン、マッシュルームの正しい調理法、大きなロブスターテルミドールをオーヴンから出すシーン、、、そして、バター、バター!、バター!。銀色に輝くフライパンに溢れるほどのバターを入れて、ジュウジュウと音を立てながら泡立つシーン。全ては赤ワインとともに、二つの時代の、料理を愛する妻と、妻を愛する夫の物語。「You are the butter to my bread」。
ラストシーンを観ると、この抜粋本でオリジナルカヴァーを使用しているのが確認出来ます。

YouTubeで本物のジュリア・チャイルドを見ると、いかにメリルストリープが凄い女優さんがわかります。ん?最初のオムレツへたくそじゃない?

編集と音楽が少々好みではなかったのですが、とても楽しい映画でした。もちろん美味しいものを作って、たらふく食べたくなります。
into_temptation.jpg
INTO TEMPTATION
★★★★☆
「I want to confess a sin I haven't committed yet. / 私がまだ犯していない罪について告白したいと思います。」
カトリック教会の神父は、過去を背負い自分の誕生日に自ら命を絶とうとする売春婦を助ける事ができるか。。。この映画は非常にオリジナリティがあり深い内容でした。ストーリーの主軸にからむ複線、ユニークな登場人物達。音楽も映像も独自のクォリティがあり、なんとなくツイン・ピークスの質感を感じたりもしました。売春婦の元締めのエピソードなどはなくても良いのでは、と思ったりもしつつ、神父役JEREMY SISTOの演技にどんどん引っ張られてしまいます。ラスト・シーンは、おそらく大部分の人が望む風景と違うと思いますが、だからこそ後味が濃いのでしょう。もう一度観てもいいかな。
予告編
food_incs.jpg
 Food, inc.
★★★★☆
「Hungry for change?」
「スーパーマーケットでバーコードをレジに通す時、我々自身がこの食のシステムに投票している。」
.....主にアメリカのファーストフード業界に焦点をあてたドキュメンタリー。ヨーロッパ製作の「いのちの食べかた 」とは少々異なりますが、ストレートな映像と特に屠殺場の映像が衝撃的なのは同じです。
なぜ、ブロッコリー1個とハンバーガー2つが同じ価格なのか?スーパーマーケットで売っているほとんどのパッケージ食品は、トウモロコシを原料として科学的に作られ、操作された「それ風の味」に仕上げられたもの。
早く、大きく、安く生産すること。消費する我々もそんな食のシステムの一部と見なされています。こんな風に大企業にコントロールされた食生活しか選択できないとしたらベジタリアンになる必要があるかもしれません。
The maiden heist.jpeg
The maiden heist
★★★★☆
キャスティングが最高です。クリストファー・ウォーケン、モーガンフリーマン、ウィリアム・H・メイシー、こわもてギャングのボスをこなすほどの超ベテラン俳優が、お人好しでちょっと間抜けで、心から美術品(絵画とブロンズ)を愛する美術館の警備員を演じます。
初老の彼等の一途な気持ちはまるで子供。ピュアなのです。ピュアすぎて泥棒に.....。ちょっとクラシカルでイギリス映画っぽいテイストも効果的。最高のB級コメディです。アロハ姿で土壇場を切り抜けるクリストファー・ウォーケンと、ピンクの綿あめを持ったモーガンフリーマンが忘れられません。
kindle.jpg
 kindle / キンドル
★★★★★
当然ですが「本」という物質が持つ知識の凝縮感、紙の質感、重量感がありません。でも活字中毒者の拒否反応はあまりないようです。と、いうか興味津々。この、U.S. & International Wirelessヴァージョンはペーパーバックと同じサイズなので、購入して最初に箱を開けた時から不思議な愛着感があります。
生まれも、育ちも、性格もちがうので、今のところはipod(iphone)とは共存できる存在です。
控えめながらも音楽も再生できて、しっかりと本が読めるkindle / キンドルですから、電車の中ではipod(iphone)よりも活躍するかもしれません。長年の間、新聞には興味がなかったのですが、例えばインターナショナルヘラルドトリビューンが毎日自分のkindleに届くというのはかなり魅力的です。なんちゃって即席コスモポリタン?
ライバル「nook」の発売に対抗して、即20ドル返金というのも今後の動向に興味深し。
up.jpg
 UP / カールじいさんの空飛ぶ家
★★★☆☆
安心のPIXERクォリティ。カール爺、元気過ぎです!




7c45d774.jpeg
LAW ABIDING CITIZEN
★★☆☆☆
JAMIE FOXX/ジェイミー・フォックス VS GERARD BUTLER/ジェラルド・バトラー。家族を失い復習鬼と化したジェラルド・バトラー。劇中のセリフを拝借すれば「充分に頭が良く、充分に怒っている」彼が10年をかけて練った復習劇。刑務所内で囚われの身になっても彼の復習は続く。何故そんな事が可能なのか?もしも自らの意志で刑務所に入ったのだとしたら?果たしてジェイミーフォックスは彼を止める事ができるのか? .....というようなストーリー。単純な復習ものよりは脚本が練ってありハラハラします。が、ところどころのシーンで彷彿させられる「セブン」や「羊たちの沈黙」のようなオリジナリティやクォリティの傑出さはありません。不必要な残酷さが多かったり、一見知能的に見えるトリックも、実は説得力が薄いからでしょう。レクター博士のようなカリスマ性を見せる訳ではなく、クライム・サスペンスとしてはストレートな暴力が描かれすぎて力足らず。今やベテランで、かつ、実力派の男優二人の対決として楽しむのがよいのかもしれません。
9b639718.jpeg
Tinker Bell and The Lost Treasure / ティンカー・ベルと月の石
★★★☆☆
 あーおもしろかった。1作目も見ていると更に楽しめるでしょう。今回はちょっとピーターパン・ライクなティンカーベル。キャラクターが立ってます。タイトルロールだけで童心に戻ってしまいます。幼いときにコレを見て感動したかった。。。次回作「Tinker Bell and The great fairy rescue」も楽しみですね。
shrink.jpg 
Shrink / 精神科医
★★★☆☆
「The first step towards the happiness is always hardest. / 幸福への第一歩はいつも最も困難だ。」精神科医役、Kevin Spacey / ケヴィン・スペイシーが著書に書いたこの言葉がこの映画の主題です。親族の自殺という最も受け入れ難い状況から、やっと明かりの見える方向が見つかり、なんとか這い出る事ができるまでのお話しです。
ヨレヨレの男達(ロビン・ウィリアムズも相当ヨレヨレ役で出演)。それに比べれば骨のある女性陣。Saffron Burrows、Keke Palmer。興味深いキャスティングです。唯一「オーガスト」という犬の扱いだけはとても残念で納得がいきませんが、それを差し引いても、引き込まれる濃度とクォリティのある映画です。音楽の使い方がイギリスっぽかったのも斬新。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
A.fida
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ / [PR]
/ Template by Z.Zone