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kindle / キンドル
★★★★★
当然ですが「本」という物質が持つ知識の凝縮感、紙の質感、重量感がありません。でも活字中毒者の拒否反応はあまりないようです。と、いうか興味津々。この、U.S. & International Wirelessヴァージョンはペーパーバックと同じサイズなので、購入して最初に箱を開けた時から不思議な愛着感があります。
生まれも、育ちも、性格もちがうので、今のところはipod(iphone)とは共存できる存在です。
控えめながらも音楽も再生できて、しっかりと本が読めるkindle / キンドルですから、電車の中ではipod(iphone)よりも活躍するかもしれません。長年の間、新聞には興味がなかったのですが、例えばインターナショナルヘラルドトリビューンが毎日自分のkindleに届くというのはかなり魅力的です。なんちゃって即席コスモポリタン?
ライバル「nook」の発売に対抗して、即20ドル返金というのも今後の動向に興味深し。
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HOME 空から見た地球 [DVD]
★★★★★
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人間は地球上のウイルスでしかないのか?
Gucci グループで有名な仏PPRグループがサポート。リュックベッソンもプロデューサーとしてクレジットされています。ナレーションはグレンクローズ。
あまりにも美しい映像。最近の自然モノ映画とは一線を画すクォリティです。この映画の為にブルーレイを買ってもいいと思いました。
そして注目すべきは延々と俯瞰する映像。2時間、カメラは決して地上に降りません。それは、つかの間、鑑賞者に神の眼を与えてくれるのです。己を客観的に視るには距離が必要なのですね。全ての親は子供にみせるべきだし、もしも今すぐどこか遠くに旅行がしたければ、まずこの映画を観てみるのもいいかもしれません。癒し効果はありませんが、時間と距離を一気に駆け抜ける旅を体験できるでしょう。更にもう一歩、人間の行いの真実に踏み込んでみる勇気があれば「いのちの食べかた [DVD]
/ ニコラス・ゲイハルター監督」もセットでどうぞ。
コヤニスカッツィでのフィリップグラスと同じ効果を狙った音楽も成功です。
(以下、本作後半に出てくるコメント。自己リファレンス用。)
20% of the world's population consumes 80% of its resources.
The world spends 12times more on military expenditures than on aid to developing countries.
5,000 people a day die because of dirty drinking water.
1 billion people have no access to safe drinking water.
Nearly 1 billion people are going hungry.
over 50 % of gain traded around the world is used for animal feed of biofuels.
40% of arable land has suffered long-term damage.
Every year, 13 millions hectares of forest disappear.
One mammal in 4, one bird in 8, one amphibian in 3 are threatened with extinction.
Species are dying out at a rhythm 1,000 times faster than the nature rate.
Three quarters of fishing grounds are exhausted, depleted or in dangerous decline.
The average temperature of the last 15 years have been the highest ever recorded.
The ice cap is 40% thinner than 40 years ago.
There may be at least 200million climate refugees by 2050.
1Q84 BOOK 1
, 1Q84 BOOK 2
★★★★☆
善と悪を超越した概念の世界。現実と夢のどちらでもない曖昧な世界。過去、現在、未来のどれでもない別の時間軸の世界。リトルピープルはそこに出没する。一人の人間の内省的なものの象徴であり、同時に人間社会全体の均衡に関する何らかの象徴なのでしょう。
文学として、賛否両論となっているようですが、私はボーダレスな表現作品として(映画、絵画、音楽などと同様に)とらえたいところです。
それにしても文章自体の技巧というかクォリティが素晴らしいです。
★★★★☆
善と悪を超越した概念の世界。現実と夢のどちらでもない曖昧な世界。過去、現在、未来のどれでもない別の時間軸の世界。リトルピープルはそこに出没する。一人の人間の内省的なものの象徴であり、同時に人間社会全体の均衡に関する何らかの象徴なのでしょう。
本書の重要テーマのひとつ善と悪の「均衡そのものが善」という論理を自分自身にもあてはめるとかなりドキドキします。が、しかし、物語の中でそれが正しいのか、受け入れるべき事なのかオチはまだついていないと思います。
はたして「BOOK3」以降もあるのでしょうか。だってBOOK1が4月〜6月、BOOK2が7月〜9月。まだ、寒くて厳しい10月〜12月と、春に向かう1月〜3月が残っています。
文学として、賛否両論となっているようですが、私はボーダレスな表現作品として(映画、絵画、音楽などと同様に)とらえたいところです。
一芸に秀でた者はおしなべて個性が突出しており、ジャンルを超えたところにこそ魅力があります。
村上春樹の作品はモダンアートのようにユニークであり、絶対にクォリティを落とさない映画を作り続ける映画監督のように確固とした技術があり、長年にわたって何十枚とアルバムをリリースしながらも第一線に居続けるるミュージシャンのように、製作された年代を顕著に反映しながらもその作品は年月が経ても色あせない。
それにしても文章自体の技巧というかクォリティが素晴らしいです。
村上春樹自身がふかえりであり、同時に天吾なのですね。
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