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Julie and Julia
★★★★☆
料理関係の映画は無条件に観てしまいます。
アメリカ初のフランス料理研究家ともいえるジュリア・チャイルドのレシピ本「Mastering the Art of French Cooking Boxed Set: Volumes 1 and 2」
コルドンブルーでの料理教室風景、パリの食材市場やパン屋の風景、DEAN AND DELUCA でのお買い物シーン、ポ−チドエッグを作るシーン、マッシュルームの正しい調理法、大きなロブスターテルミドールをオーヴンから出すシーン、、、そして、バター、バター!、バター!。銀色に輝くフライパンに溢れるほどのバターを入れて、ジュウジュウと音を立てながら泡立つシーン。全ては赤ワインとともに、二つの時代の、料理を愛する妻と、妻を愛する夫の物語。「You are the butter to my bread」。
ラストシーンを観ると、この抜粋本
YouTubeで本物のジュリア・チャイルドを見ると、いかにメリルストリープが凄い女優さんがわかります。ん?最初のオムレツへたくそじゃない?
編集と音楽が少々好みではなかったのですが、とても楽しい映画でした。もちろん美味しいものを作って、たらふく食べたくなります。
「I want to confess a sin I haven't committed yet. / 私がまだ犯していない罪について告白したいと思います。」
カトリック教会の神父は、過去を背負い自分の誕生日に自ら命を絶とうとする売春婦を助ける事ができるか。。。この映画は非常にオリジナリティがあり深い内容でした。ストーリーの主軸にからむ複線、ユニークな登場人物達。音楽も映像も独自のクォリティがあり、なんとなくツイン・ピークスの質感を感じたりもしました。売春婦の元締めのエピソードなどはなくても良いのでは、と思ったりもしつつ、神父役JEREMY SISTOの演技にどんどん引っ張られてしまいます。ラスト・シーンは、おそらく大部分の人が望む風景と違うと思いますが、だからこそ後味が濃いのでしょう。もう一度観てもいいかな。
予告編。
予告編。
Food, inc.
★★★★☆
「Hungry for change?」
「スーパーマーケットでバーコードをレジに通す時、我々自身がこの食のシステムに投票している。」
「Hungry for change?」
「スーパーマーケットでバーコードをレジに通す時、我々自身がこの食のシステムに投票している。」
.....主にアメリカのファーストフード業界に焦点をあてたドキュメンタリー。ヨーロッパ製作の「いのちの食べかた
」とは少々異なりますが、ストレートな映像と特に屠殺場の映像が衝撃的なのは同じです。
なぜ、ブロッコリー1個とハンバーガー2つが同じ価格なのか?スーパーマーケットで売っているほとんどのパッケージ食品は、トウモロコシを原料として科学的に作られ、操作された「それ風の味」に仕上げられたもの。
早く、大きく、安く生産すること。消費する我々もそんな食のシステムの一部と見なされています。こんな風に大企業にコントロールされた食生活しか選択できないとしたらベジタリアンになる必要があるかもしれません。
LAW ABIDING CITIZEN
★★☆☆☆
JAMIE FOXX/ジェイミー・フォックス VS GERARD BUTLER/ジェラルド・バトラー。家族を失い復習鬼と化したジェラルド・バトラー。劇中のセリフを拝借すれば「充分に頭が良く、充分に怒っている」彼が10年をかけて練った復習劇。刑務所内で囚われの身になっても彼の復習は続く。何故そんな事が可能なのか?もしも自らの意志で刑務所に入ったのだとしたら?果たしてジェイミーフォックスは彼を止める事ができるのか? .....というようなストーリー。単純な復習ものよりは脚本が練ってありハラハラします。が、ところどころのシーンで彷彿させられる「セブン」や「羊たちの沈黙」のようなオリジナリティやクォリティの傑出さはありません。不必要な残酷さが多かったり、一見知能的に見えるトリックも、実は説得力が薄いからでしょう。レクター博士のようなカリスマ性を見せる訳ではなく、クライム・サスペンスとしてはストレートな暴力が描かれすぎて力足らず。今やベテランで、かつ、実力派の男優二人の対決として楽しむのがよいのかもしれません。
Shrink / 精神科医
★★★☆☆
「The first step towards the happiness is always hardest. / 幸福への第一歩はいつも最も困難だ。」精神科医役、Kevin Spacey / ケヴィン・スペイシーが著書に書いたこの言葉がこの映画の主題です。親族の自殺という最も受け入れ難い状況から、やっと明かりの見える方向が見つかり、なんとか這い出る事ができるまでのお話しです。
ヨレヨレの男達(ロビン・ウィリアムズも相当ヨレヨレ役で出演)。それに比べれば骨のある女性陣。Saffron Burrows、Keke Palmer。興味深いキャスティングです。唯一「オーガスト」という犬の扱いだけはとても残念で納得がいきませんが、それを差し引いても、引き込まれる濃度とクォリティのある映画です。音楽の使い方がイギリスっぽかったのも斬新。
surrogates / サロゲーツ
★☆☆☆☆
現実の世界を生きるヴァーチャルな自分。「ヴァーチャルな自分」とは、本当の自分は自宅の椅子に座ってプラグイン状態。で、プラグイン先は自分の影武者のロボットという状況。映画「マトリックス」に限りなく近い設定なのですが、この映画がへなちょこな雰囲気になってしまった理由は、影武者ロボットの演技を本物の人間がしているところでしょう。ポーカーフェイスでロボットを演じる程、観る者は演技を意識してしまって映画の世界に入れないのです。今回は「Twelve Monkeys / 12モンキーズ」を彷彿させるBruce Willis。「007 Die Another Day」で印象的だったRosamund Pike、「Man on Fire / マイボディ・ガード」でショートカットが似合っていたRadha Mitchell、MIシリーズのVing Rhames等々、キャスティングはなかなか渋くてよかったのですが、、、残念。
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